家庭の祭り事 おまつりする御場所

家庭のまつりは、日常生活における一家の中心となる行事ですから、神棚や御霊舎をおまつりする場所は、
家の内でも清浄なところを選ぶようにしましょう。
一般には、清らかで明るく、静かで高いところに、南向き、あるいは東向きにおまつりするのがよいと
言われ、神棚は座敷に、御霊舎は居間におまつりすることが多いようです。
しかし、今日の住宅事情を考えますと、このような場所が見当らないことも多く、神棚と御霊舎をどのように
おまつりしたらよいのか判らないという声がよく聞かれます。
こうした場合は、家族が親しみを込めて、毎日お参りのできる場所を第一に考えます。それは、私たちを
いつも見守って下さっている神さまやご祖先と共に暮らし、親しみを込めておまつりすることが家庭の
まつりの原点だからです。ですから、家族がいつも集まって会話をしたり食事をするような、家庭生活の
中心となる部屋の適当な場所に、丁重におまつりすればよいのです。また、神棚と御霊舎を同じ場所に
並ぺておまつりすることになったとしても、神さまとご祖先を親しみと感謝を込めておまつりすることを
大切に考えれば、差し支えないことと言えるでしょう。

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